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株式会社メディアドゥのエンジニアによるブログです。

Media Do Tech Internship 2022 ハッカソンコース 開催しました!

Media Do Tech Internship 2022

こんにちは。エンジニア採用担当の梨本です。 2022年9月8日~9月14日の5日間、2024卒のエンジニアを目指す学生さんを対象に “Media Do Tech Internship ハッカソンコース”をオンラインで開催いたしました👏

今年で3回目の開催となるメディアドゥのハッカソン型インターンシップ。
ビジネスをゼロから企画し、プロダクト開発までをチームで体験できるプログラム構成で、今回は出版・コンテンツ業界に興味を持っているエンジニア学生を対象に企画しました!
当日どんな様子だったか、開催レポートを書いていきたいと思います。

■Day1 First Day!

約300名の応募者の中から選考を突破した19名が参加してくれました!
今年は初めて、アバターを使い交流できる2次元のバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を利用。
オンラインでの開催ながらみんなが同じ会場にいるような感覚を持てますね。

oVice会場の「メディアドゥハッカソンキャンプ場」

まずは開会式です。式の中で開発するサービスのテーマを発表!
「アニメ・マンガ・小説のファンがもっと楽しみたいという気持ちに応えるデジタル時代のサービス」という、出版・コンテンツ業界で事業を展開するメディアドゥならではのテーマを設定しました。
これから5日間、このテーマの下、サービス開発をしていきます!

開会式中の様子

開会式後はチーム顔合わせからのチームビルディング
チーム名やチームルールなどを定めます。
こういった時間を通じて、各チームの団結力が高まったように見受けられました!

そしてチームビルディング後は早速ワーク開始です!
思考の発散・集約のために複数のワークを実施しました。
ワークを経て発散されたたくさんのアイデアの中から、どういったビジネスに落とし込み、サービスを開発するかチームで選定・洗練させていきます。

実際のワークの一部「アイデアスケッチ」

さらにこの日はメディアドゥ 代表取締役社長 CEOの藤田 恭嗣が登場し、CEO TALKを実施。
メディアドゥのビジネスやエンジニアに対する想いなど、参加者に熱いメッセージを送りました。
みなさん、話に聞き入っている様子でした!

中間報告

ここまでの進捗をチーム毎に発表!
VPoE川田からそれぞれのチームにフィードバック。
川田からのアドバイスを経て新たな視点を得たり、さらに思考を深めるなど、今後の方向性を左右する時間にもなったのではないかと思います。

各チームのリーダーが全体に向けてここまでの進捗を中間報告として発表!

1日の終わりにはチーム毎に レトロスペクティブ*1を実施し、KPT*2で振り返りを行います。
これは日々のルーティンとしてインターンシップ期間中毎日実施しました。

■ Day2

Day1にチームで生み出したアイデアをビジネスとして洗練させていきます。
ユーザーを定義するワークや、自分たちのサービスはどんな課題を解決するサービスなのか考えるワークなどを実施し、しっかり言語化していきます。

サービスの価値を言語化する「価値仮説」ワーク。

また、2日目の後半にはVPoE TALKも!
VPoE川田がコンテンツの歴史を紐解きながら、メディアドゥの現在地、そして未来について語りました。

日本が世界に誇る素晴らしいコンテンツをひとりでも多くの人に健全に届けていく。そのために、他でもないメディアドゥだからこそできることがあるんだ、と感じられる熱いメッセージでした。
アイデアを洗練させていく上でも非常に有益なトークだったと思います。

運営サイドも感動したVPoE川田のトーク

そして引き続き各チームでアイデアをブラッシュアップしたら、開発に向けての準備に入っていきます。
技術選定や開発準備を進め、1日の最後にはチーム毎にこのビジネス企画パート2日間の結果として、Day3から開発していくサービスについてのまとめ発表を行いました。

企画パートの2日間はここで終了です!
VPoE川田はワーク中も各チームにお邪魔させてもらい、アドバイスをするなど、インターン期間中は頻繁に登場しました。

VPoE川田から各チームへアドバイス中

■ Day3〜Day4

3〜4日目は、もくもく開発タイムです。
チーム毎にタイムマネジメントや開発の進め方もさまざま。
がっつり分かれて開発をしたり、チーム全員で定期的に集まっては意見交換したり。

チーム全員で作業中

もくもく開発タイムの合間には、エンジニア1on1を実施!
メンターと個別に面談(エンジニア1on1)することで、不安の解消や個人の強み・改善点などのフィードバックをもらったり、今後のキャリアについても考えてもらいました。
また、事前のアンケートで参加者から人気のあったテーマを取り上げ、メディアドゥの中の人がメディアドゥについてパネルトークするエンジニアセッションも開催しました。
スピーカーとして参加したのはメンターを務めるエンジニア3名と、メディアドゥの新規サービスに関わるエンジニアのトップであるフェローの沓名!
テーマは「コンテンツに関わる業界、出版業界ならではの苦労や魅力は?」「今メディアドゥにいる理由」などなど。

1on1タイム。それぞれのチームの会議室にてメンターとじっくり面談しました。

エンジニアセッション中の様子

■ Day5 Last Day!

成果発表会の日です!
午後からの発表に向けて大詰めの開発とピッチ資料の作成を実施。
直前まで開発を進めるチーム、ピッチ資料に時間をかけるチームなど、チーム毎にかなり色の違う作業風景がみられました。
また、成果発表の直前にはデモ展示会を実施。
成果発表の時間内では伝えきれない技術的に工夫した点など、デモを通してVPoE川田にプロダクトをアピールしました。

VPoE川田に向けてサービスのデモ中

成果発表!

そしてついに成果発表の時間です。
全チームの5日間のアウトプットに対し、今回は1チームを最優秀賞として表彰を行います!
審査員にはメディアドゥのCEO 藤田 恭嗣、VPoE川田 寛、さらに取締役 CBDO 溝口 敦が登場しました!
受賞チームには電子マンガ総額¥1,000,000分(マンガ約2,000冊分)のまんがセゾン*3ポイントをプレゼント🎁🎁🎁

スライドを使って各チーム6分間のピッチとデモで成果発表を行いました。
どのチームのサービスもメディアドゥのミッションやサービスとの親和性が高く、みなさんが5日間、出版・コンテンツ業界においてファンがもっと楽しみたいという気持ちに応えるサービスを真剣に考え、開発したことが伝わってきました。

あるチームのピッチスライドの一部。発表スタイルにも個性が出ます

全てのチームの発表後、審査タイムを経て最優秀チームを決定しました。

受賞した「M1オタク共」チームのみなさん、おめでとうございました!

講評

5日間という限られた期間とは思えぬサービスのクオリティの高さに感心する審査員の経営陣たち。
審査員それぞれから最優秀賞の選出理由、評価した点、それぞれのチームに対しての評価などのフィードバックをしました。
それぞれのチームの着眼点や思考の深さ、技術力の高さに、講評にも熱が入りました。
受賞チームのみなさんも、惜しくも受賞を逃したチームのみなさんも、本当にお疲れさまでした!

CEO藤田より講評

成果発表のあとはチーム毎にお互いを称える振り返りを実施しました。
受賞したチームメンバーだけでなく、参加者全員にも参加特典として電子マンガ5万円分のまんがセゾンポイントが贈呈されます!
最後は懇親会を実施!
チームメンバーやメンター、VPoEとの懇親はもちろん、ここではチームを超えた交流も🙆‍♀️
お開きにした後は運営メンバーでも5日間を振り返ってお互いを労いました🤗笑

■終わりに…

今回ご参加いただいたみなさんの参加後アンケートの結果ではMedia Do Tech Internshipを知人や後輩エンジニアにおすすめしたいと回答した方が約85%*4 という結果となりました!
参加者のみなさんからいただいたコメントの一部もご紹介したいと思います。

・5日間という短い期間でしたが企画から実装までを行うことができ、非常に学びが多いものでよかったです。

・とても疲れました! 頭が痛くなるほどいろんなことを考えて、成長できました!

・ハッカソン型のインターンシップということで、正直期待は低かったのですが、Media Doのハッカソン型だからこそできることであったり、企業ならではの思考のFWなどを体感でき大変学びとなった

・一番良かった点はサポートメンバーの明るくて和気藹々としたところが伝わってきたところです。

ポジティブなコメントばかりで嬉しい限りです🤗
毎年マイナーチェンジをしながら開催しているMedia Do Tech Internship、今後もエンジニアを目指す学生さんにとって学びの場となるよう企画していきたいと思います。
開催にご協力いただいたみなさん、そしてご参加いただいたみなさん、改めて本当にお疲れさまでした!そしてありがとうございました!

*1:チーム自体やチーム活動のプロセスを振り返る活動のこと。

*2:Keep(継続すること)、Problem(改善すること)、Try(新たに挑戦すること)の頭文字を取ったもの。

*3:「セゾンコース会員」限定でいつでも50%のポイントを還元する、常時のポイント還元率国内最大級(当社調べ)の電子コミックサービス。メディアドゥが運営。

*4: おすすめしたい度合いを0〜10で表した時の8以上の回答率