Tech Do | メディアドゥの技術ブログ 

株式会社メディアドゥのエンジニアによるブログです。

技育CAMPマンスリーハッカソン Vol.4 に参加しました!

はじめに

こんにちは、メディアドゥエンジニア採用セクションの太田です。
6月3日(土)〜6月4日(日)に開催された『技育CAMP マンスリーハッカソン vol.4 』に参加してきましたので、当日の様子をご紹介します!

技育CAMP マンスリーハッカソンについて

技育CAMP マンスリーハッカソンは、サポーターズさんが毎月主催しているハッカソンです。
オンラインで開催されており、個人でもチームでも参加できます。
メンターが複数人おり、技術的なサポートもしてくれる至れり尽くせりなイベントですね。

今回のvol.4は下記のとおり開催されました。

日程:2023年6月3日(土)〜6月4日(日)
参加人数:約80名
チーム数:30チーム
テーマ:初めてのハッカソン

開催期間としては2日間ですが、事前開発OK。 後で話を聞いてみると1〜2週間前から着手していたチームもちらほらありました。

メディアドゥは技育プロジェクトのシルバースポンサーですが、技育CAMPはメディアドゥも私自身も今回が初めての参加!
5月に参加した技育博に引き続いて技育プロジェクトに参加しています。

Day1

最初に開会式があり、ハッカソンのルール説明や各チームが簡単に自己紹介をしてスタート。
このハッカソン、驚くべきは個人的にココ。

参加者が回答したアンケートなのですが、ハッカソン参加自体始めての方が50%以上という結果。
ハッカソンってそんな気軽に参加できるものだったのか…!?
「初めてのハッカソン」をテーマに掲げているとはいえ、ここまで初めての方が参加するとは思っていませんでした。

開会式後はモクモクと開発パートに入り、夜に締め会があって終了です。
1日目のアンケート結果はこんな感じ。

オワタ23%がハッカソンらしくて良いですね。
テーマである「初めてのハッカソン」は「初」参加だけを指すのではなく、新たな技術的チャレンジなども含めた様々な「初めて」を推奨しているハッカソンです。
このため、ハッカソン経験者でも未知のチャレンジをしている可能性が高いので、経験者・未経験者問わず普通にオワタの結果になる可能性があるわけですね。
ガンバレ!!

Day2

朝会からスタートし、いよいよ最終日です。
“ほぼほぼ全員”が朝会に参加することができ、寝坊しなかった大人たちも一安心です。

朝会後には最後の開発追い込みをしながらプロダクト名が決定し、発表順も公開されていきました。
そして、ついに迎えた成果発表。

1チーム2分の発表時間でプロダクトのコンセプト、機能、技術を中心に紹介していきます。
チーム人数や開発期間の違いはありますが、下記のように様々な発表がありました。

・ともかく初技術に挑戦したチーム
・企業からビジネスとして興味を持たれそうなプロダクト
・1人開発なのにガッツリ開発してる方

発表チームの中には「やりたいことができなかった!」という声もちらほらありましたが、個人的にはそうしたこともハッキリ言える心理的安全性のあるハッカソンだと思います。

結果発表

すべてのプレゼンが終わると、次は審査タイムです。
企業、学生それぞれが投票していきます。

当初は最優秀賞1チーム、優秀賞1チーム、企業賞各社1チームとなっていたのですが、サポーターズさんから「表彰したいチームが多すぎるので増やしましょう」とお話があり、結果的に企業賞は2チーム(サポーターズさんは更に増えて3チーム)の表彰となりました。

最優秀賞は私も投票した安本大サーカスさんのNutriPRuner!

食べた料理を入力すると料理の栄養バランスを判定し、栄養バランスが悪いと不足分を補う料理をchatGPTを使って提案してくれます。
“栄養”バランスが“コマ”のバランスとして表現されるのは面白いですよね。

優秀賞はMMLさんのGeek Touch Typer。

基本はタイピングゲームなのですが、カメラで視線をキャプチャーすることで目線が下がる(=キーボードを見る)と減点!かわいらしいツンデレキャラクターが目線を監視します。
キャラクターもしっかり見てあげないとダメですよね。

メディアドゥ賞

メディアドゥ賞ひとつめは、Gryffindo'erさんのあそ募!

遊びのジャンルと都合の良い日程を選ぶと、アプリでフォローしている人同士で遊びに行く予定がマッチングされます。
まだ友達とまではいかないくらいの関係値で使うことをコンセプトとしており、やりたいことから友達をスタートしようというものですね。

受賞のポイントは、ハッカソンやプロダクトのテーマに沿ったアクションができていた点です。メディアドゥはあるべき姿を掲げたうえで課題や目的を明確にし、それらを解決するための提案ができることを大切にしているので、このポイントを重視しました。

Gryffindo'erさんは技術的挑戦の度合いなども分かりやすく、審査する側としてほしい情報がしっかりまとまったプレゼンだったと思います。

メディアドゥ賞ふたつめは、CAMPHOR-さんのスマート電子錠!

CAMPHOR-さんは京都の古民家を借りてコワーキングスペースを運営されており、この古民家で利用できるスマート電子錠を開発していました。
鍵を開けると電気がつく、エアコンが入るなどの技術が古民家で体験できるのは面白いですよね。

メディアドゥは徳島県を中心とした地方創生にも取り組んでおり、歴史あるものをITの力で良いものにしていくという取り組みに共感できました。
今回ラズパイ初挑戦とのことで、技術的に面白いチャレンジがあったと思います。
最後に写真撮影をして成果発表は終了となりました!

懇親会

表彰式が終わった後は、Zoom懇親会!
20分を1タームとして、メンバーシャッフルで合計3ターム交流しました。
企業側として気になっていたことを聞いてみたり、エンジニア同士で開発や就活の相談があったり…。
就活準備の一環で参加している方も多かったので、私からはこのハッカソンの成果をどうやって企業にアピールすればよいか、採用担当者がどうして欲しいと思っているのかなどをお話しました。
せっかく生み出した成果はうまくアピールに活かしてもらいたいですよね。

最後に

「初めてのハッカソン」をテーマに、参加者全員が楽しかったり辛かったりするチャレンジをしていて、企業側としてもとても面白いハッカソンでした。
絶対コケられない、プレッシャーのかかる開発でチャレンジすることは難しいですが、今回のような機会があるとチャレンジしやすいですよね。
個人的にも挑戦が一番成長につながると思いますので、今回思うようにいかなかったチームも、またリベンジしていただきたいです。

別の技育CAMP マンスリーハッカソンにもメディアドゥは参加する予定ですので、再びお会いできることを楽しみにしています。
参加する方はがんばってください!