はじめに
こんにちは、メディアドゥエンジニア採用セクションの太田です。 5月14日(日)に開催された『技育博』に参加してきましたので、当日の様子をご紹介します!
技育博とは
技育博はエンジニアを目指す学生団体のための交流会です。 技術者を育てることを目的とした「技育(GEEK)プロジェクト」に取り組むサポーターズさんが昨年から主催しており、今回2回目の開催となります。
今年は私の把握する限り、79の学生団体と約30のスポンサー企業が参加。 学生団体は高校生〜大学院生までかなり幅が広く、北海道〜沖縄まで日本全国から参加されていました。
【技育博公式サイト】
https://talent.supporterz.jp/geekhaku/2023/
ちなみにメディアドゥは技育プロジェクトのシルバースポンサーで、技育博はメディアドゥも私自身も今回が初めての参加! 気合をいれてこんな名刺を用意しました。左のイラストはイラストレーターBUNBUN先生がメディアドゥのために描き下ろしてくれたイラストです!
当日の流れ
当日は下記の流れで進行されました。
13:15〜14:15 交流タイム第1ターン
14:30〜15:30 交流タイム第2ターン
15:45〜16:45 交流タイム第3ターン
17:00〜18:00 交流タイム第4ターン
オープニング
ざっくり11:00〜11:30がサポーターズさんのガイダンス、その後13:00まではスポンサー企業によるプレゼンです。
最初にスケジュールを見たときは「オープニングが1.5時間って結構長くない…?」と思ったのですが、結構あっという間でした。 何よりも熱気。 今回私が感じた一番の感想は、参加する皆さんの熱量の高さです。
オンラインで1.5時間だと途中で集中力が切れてしまいそうですが、今回はオフラインだったので、リアルの場でしか味わえない高揚感や緊張感のようなものが非常にプラスに働いていると感じました。 個人的に、モチベーションが高い人同士の交流は価値が高いと考えているので、オープニングを経て改めて重要なイベントだなと思いました。
オープニングの途中で、スポンサー企業からのノベルティ開封タイムもありました。その様子を後ろから見ていると、メディアドゥのクリアファイルを手にとってくださった方が多くいらっしゃった様子で、とてもうれしかったです!
ガイダンスの最後にはサプライズでサポーターズさんオリジナルUFOキャッチャーも登場し、ここで一番のどよめきを聞いた気がします。
途中でいただいたお弁当も美味しかった!
交流タイム
交流タイムは学生団体ブース、企業ブース、休憩/フリー交流エリアに分かれ、それぞれ自由に行き来できるスタイルでした。 1ターンにつき1時間で、合計4ターンの交流時間がありました!
企業ブースは全ターン固定ですが、学生団体はターンごとにブースが入れ替わります。 1ターンで約20の学生団体が参加していました。 「各ブース3分くらいで回れば全部いけるのでは…?」と試算した私は、1つ目のブースを訪れた時に気づきました。
じ、時間がない…全然たりない…
時間が吹き飛ばされたわけではありません。 各団体の紹介やデモを見ていると時間は一瞬で過ぎるのです。
私から学生団体の皆さんに質問したのは、主に下記の5つでした。
・団体ができて何年くらい?
・何人くらい所属してる?
・どうやって新歓した?
・アクティブなメンバーの比率はどのくらい?
モチベーションはとりあえず仲間がほしい、ハッカソンに出たい、集団で何かをつくりたいなど様々。 創設年は今年〜学校創立当時からある、人数は数人〜100人以上などなど、かなり幅広い印象でした。
新歓はTwitterで情報発信することで成功した団体がかなり多かったです! 色々なSNSがありますが、エンジニア界隈はやっぱりTwitterですね。 今年は例年以上にたくさんの新入生が入ってくれたという団体が多く、どう指導しようかと嬉しい悲鳴も聞きました。
アクティブなメンバーの比率は肌感で30%程度だという団体が多く、より多くのメンバーのモチベーションをいかにして高めるかが共通の課題感だったと思います。 慣れてしまえば定期的に参加してくれると思うのですが、最初の一歩が難しいですよね。
アクティブなメンバーをどうやって増やすか問題についての考察
個人的には新入生で最初からモチベーションが高いタイプの方以外には、最初にオフラインで説明会⇨オフラインレクチャー+ちょっとしたハンズオンを繰り返し、徐々にオフラインとレクチャーの比率を下げるような動きがいいんじゃないかなと思います。
「心理的安全性」みたいな話ですが、最初は人間関係の構築が結構大事派です。 新入生は上級生のことが分からないし不安なことも多いので、活動内容とは関係なく参加ハードルを高く感じている可能性があると思います。 最初は身振り手振りなどの所謂ノンバーバルな情報も含めて、個人のことも知ってもらう方が、団体に対する理解が深まったり親近感を覚えてもらいやすいため、できれば対面の方がオススメです。
オンラインで上手くいく部分はそのままでも良いですが、そこに限界を感じた時にはオフラインでのコミュニケーションも考えてみてはいかがでしょうか。 技育博に参加された方は、オフラインで接する価値・熱量を体感できたと思います。
最後に
「大規模オフラインイベントって楽しいよね!」というのが率直な感想です。 交流した学生も企業も、お互いに良い刺激を受けたんじゃないかなと思います。 どうしても、自分の組織に籠もってしまうと組織としても硬直化してしまうのはみんな同じだと思います。できるだけ社外の方とも交流しながら、自分自身や所属する組織に還元する形でアップデートしていけるといいですよね。
メディアドゥは技育プロジェクトへの参画以外にも、学生向けエンジニアインターンシップ「Media Do Tech Internship」を開催しています。 今年は9月に開催する予定で、エントリーの1次締切は【6月30日(金)まで】となっているので、奮ってご応募ください!
学生の皆さんからのエントリーをお待ちしています!
技育博に参加されたみなさん、お疲れさまでした!