男性エンジニアが語るメディアドゥの育休について

はじめに

こんにちは。TechDo編集チームです。
近年、男女ともに仕事や育児などを両立できるようにするため、国や企業で育児休業（育休）を推進する動きが進み、男性が子育てをしやすい環境が整備されつつあります。
日本における男性の育休取得率は13.97％(令和3年度厚生労働省調べ)と低水準であることが指摘されていますが、社内では男性社員が育休取得している話をよく耳にします。

メディアドゥで働くパパ・ママ社員の実際の声と併せて、家族で嬉しいメディアドゥの特徴的な制度を紹介している記事はこちら👇
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そこで今回は、メディアドゥにエンジニアとして中途入社したIさんに育休を取得した際の心境や、復帰後の働き方についてインタビューをしました。

2度目の育休取得

ーー育休を取得した期間、取得しようと思ったきっかけや背景を教えて下さい
Iさん：育休を取得したのは2023年の2月から4月末までの3か月間でした。今回2人目の子供だったのですが、前職で1人目が生まれた時も育休を取得し、その時にすごく充実した休みを取らせてもらったので2人目の今回も育休を取りたいなと思っていました。奥さんには「育休取ろうと思うんだけど、いいよね？」という感じで話はしていて、やっぱり2人で子育てができるのはお互いに助かるという話をしていたので、以前から育休を取得しようと考えていました。

リーダーも育休取得、決して特別ではない「育休」という制度

ーー育休を取得する事を会社のリーダーやチームメンバーに伝えた時の反応はどうでしたか？
Iさん：当時のチームはリーダーと自分の2名体制でしたのでリーダー＝チームメンバーという状況でした。少ない人数での開発体制でしたが、リーダーやその上の部長に話をした時には特に反対はされず気持ちよく送り出してもらい、かなり育休を取得しやすい環境だなと感じました。前職の1人目の時も育休を取得していましたが、その時は周囲で育休を取っている方がいなかったので「自分だけ特別な事をしている…」といった少し後ろめたい気持ちもありました。メディアドゥではリーダーも育休を取得していたので、そういった意味では気兼ねなく育休をとれたと思います。

一番のメリットは、子供の成長を夫婦で見守ることができたこと

ーー育休期間中、不安だった事や実際に取得して良かった事はありましたか？
Iさん：不安だった事は「ちゃんと復帰できるのかどうか」ですね。一度育休からの復帰を経験しているので頑張れば大丈夫だろうと思っていましたが、直近でチームが変わって新機能の開発を担当する事が決まった後に育休を取ったので、その辺は不安もありました。ただ、育休中は業務に関する連絡も一切無く、育児に集中できたと思います。復帰後の事を考えて、可能な範囲で技術的な勉強をすることもできました。

育休を取得して良かった事は、子供ときちんとコミュニケーションを取れた事と家族が大変な時に協力して乗り越えられた事ですね。出産直後は体力的にもメンタル的にもサポートが必要な場面が多いと思うので、奥さんのサポートやケアができるという事で取得するメリットは大きいと思います。また自分の場合は子供の初めての瞬間を間近でより多く見る事ができたので育休は取得して良かったと思います。

育休取得には周囲の理解が欠かせない!

ーー育休から復帰した直後の状況や価値観の変化はありましたか？
Iさん：復帰直後は不安もありましたが、リーダーや会社からは「無理をせず徐々に感覚を取り戻して欲しい」というスタンスだったので、業務へのキャッチアップやボリュームについてはかなり配慮してくれたことによって、家族のサポートをしつつ無理なく働くことができています。リーダーにも小さいお子さんがいる事もありますが、子供が小さいと体調不良など突発的に対応が必要な事もあり、そういった所にも理解があるので中長期で働いていく中で安心感があります。

自分の中で変わった事と言えば、仕事を頑張らなきゃなっていう気持ちは勿論ですが、短い時間で結果を出して家庭の時間も確保できるように生産性については今まで以上に意識するようになりました。