こんにちは、シニアエンジニアの濱口です。今回は、メディアドゥから技術イベントへスポンサー活動を行っているチームから代表して、掲載します。
2021年 3月20日に開催された、AWSに関する国内最大級のカンファレンスである「JAWS DAYS 2021 re:Connect:」へ、メディアドゥがセッションサポーターとして参加しました。発表内容は「10年続いている電子書店をリニューアルした話」として、メディアドゥが自社で開発・運営している電子書店である「コミなび」に関するお話を、AWSの活用事例も交えて紹介しました。
メディアドゥによるスポンサー活動
メディアドゥでは技術広報に力を入れています。その一環として、技術系のカンファレンスやイベントへ協賛を推進するスポンサーチームが存在します。私もそのチームの一員です。
JAWS DAYSについて
JAWS-UG (AWS User Group - Japan) は、国内最大級のAWSユーザコミュニティです。つまりJAWS DAYSは、コミュニティ主体でのAWSイベントとしては国内最大級の規模となります。メディアドゥでは開発基盤とするパブリッククラウドとしてAWSを採用しているため、JAWS DAYSへのスポンサー活動も続けています。
なお、昨年もスポンサーとして参加しました。その時のレポート記事も再掲します。また、この記事で触れられている「電子書店システムのクラウドリフト化(電子書店システムは後述)」については、2020年 12月に完了しました。
今回の発表内容
プレゼン資料
概要
メディアドゥでは、電子書籍の取次業務や配信、電子書店の運営などを支える、それぞれシステムがあります。その中で、電子書店の運営については、MDCMS-SDというシステムを提供しています。MDCMS-SDの上で、メディアドゥが自社で運営している電子書店として「コミなび」というサイトがあります。今回は、「コミなび」をデザインからインフラ、バックエンドのシステムまで全面的にリニューアルしました。
今回では、主にシステム部分の刷新について、AWSの活用方法・全体構成を紹介しています。主に下記のように変更されています。
- Javaを中心としたサーバサイドレンダリングから、フロントエンドの実装に Angular を導入
- EC2主体 (オンプレミスからクラウドリフトした状態) の構成から、ECSを用いたコンテナによる構成へ
- Lambda や S3 など、サーバレスのサービスを活用
その他、チームや開発スタイルについても触れられていますので、ご興味があればぜひともスライドを御覧ください。
まとめ
メディアドゥでは引き続きAWSを活用して、システムの開発と運用を推進していきます。そのため、AWSに関するイベントがあれば、積極的にスポンサー活動を検討します。また、テクノロジーを活用して出版業界を盛り上げていくため、一緒に開発していける方を募集しています。お気軽にご連絡ください。